現代人は目を酷使する環境に置かれています。エアコンで乾燥した空気や、紫外線・タバコや排気ガスなどで汚れた空気、ストレスなど、現代における環境は目にとっては劣悪そのものです。
さらに、現代は情報化社会であり、そこらじゅうに情報が氾濫していますが、私たちはその情報の80%を目から取り入れていると言われています。便利になった分、目を酷使する状況になっている、というのは皮肉ですよね。
さて、目の周辺には数えきれないほどの毛細血管が走り、目に栄養と酸素を供給しています。このように環境が悪い中で目を酷使していると、これらの毛細血管の血行が悪くなってしまいます。
このように血流が悪くなると、目のまわりにある筋肉が疲れた状態になってしまいます(=筋肉疲労)。つまり、目を酷使したり、無理して見ようとしたりすることが筋肉疲労につながるのです。